実証に参加した100%の保護者が「顔認証見守りサービス」を利用したいと回答 ~京都府亀岡市のサンガスタジアムby KYOCERAでの実証事業~
DXYZ(ディクシーズ)株式会社 (東京都新宿区、取締役社長 木村 晋太郎、以下、DXYZ) は、京都府亀岡市 (市長:桂川孝裕) と共に「サンガスタジアム by KYOCERA (指定管理業者:合同会社ビバ&サンガ)」にて、「子ども見守り顔認証サービス」実証事業を12月14日より実施し、2月28日の成果報告会にて実証結果の報告を行いましたので、お知らせいたします。
*DXYZ、京都府亀岡市で「子ども見守り顔認証サービス」を実証開始 ~サンガスタジアムby KYOCERAで出欠確認と保護者に安心を~ (2022年12月15日プレスリリース参照)
3教室で「子ども見守り顔認証サービス」の実証事業を実施
2022年12月14日より、サンガスタジアムby KYOCERA内の3つの教室で、「子ども見守り顔認証サービス」の実証事業を実施しました。
実証に参加した保護者の100%が顔認証見守りサービスを利用したいと回答
実証参加保護者の100%から今後も利用したいと回答頂き、高いニーズを確認しました。
一方で、実証不参加の保護者から「興味はあるが送迎に必ず来ているから利用しなかった」という声を頂いた通り、約80名の対象保護者のうち、実証参加が14名に留まっており、保護者が自ら送迎する施設だとニーズが限定的になることが分かりました。
【以下、実証参加保護者・亀岡市職員・京都府在住の一般住民向けアンケートの実施結果】
- 過半数の保護者が、1人で出かけた子どもが目的地に無事着いたか分からないことを心配
- 63%の保護者が、顔認証見守りサービスを利用したいと回答(実証参加者は100%利用希望)
- 過半数の保護者が、習い事教室・学習塾・小学校等への顔認証見守りサービスの導入を希望
過半数の保護者が、1人で出かけた子どもが目的地に無事着いたか分からないことを心配
約80%の保護者が、不安を抱えながらも送迎を必ずは出来ていない
「必ず送り迎えをしている」保護者は22%で、その他約80%の保護者は「出来るときは送り迎えをしている」「特にしていない」という保護者が多く、見守りサービスの普及拡大の余地が大いにある状況です。
63%の保護者が、顔認証見守りサービスを利用したいと回答
不安を抱えながらも位置情報等の見守りサービスを利用している保護者は11%と限定されています。一方で、顔認証見守りサービスを利用してみたいと回答した保護者は63%で、既存の見守りサービスでは解決できなかった保護者の不安を解消できると考えています。
以下のような「利用してみたい」という声を頂いています。紛失やなりすましのリスクのない、唯一無二の”顔”で認証することで、安心安全な見守りサービスを実現していきます。
【利用したい声】
- 所在や無事に着いたことを把握して、子どもの安全を確認して安心できるため
- 顔の認証だけなら簡単だし、携帯は誰がメールをうったかもわからないから
- IDカードを持っていなくても、本人の顔で認証できるのは便利で確実だと思うため
「利用したくない」保護者も、対象を小学生年代に絞ることや、丁寧なコミュニケーションにより、「利用してみたい」へ切り替わると考えています。
【利用を躊躇する声】
- 年齢が大きく、スマホを持たせているため(中学生保護者)⇒小学生の方が親和性高い可能性
- まだ1人で出かけたりなどの1人での行動ができる年齢ではなく、現時点では考えられないため。(未就学児保護者)⇒未就学児対象はまだ早い可能性
- 難しそう。このシステムについてよくわかっていないから。悪用されるかもしれない ⇒丁寧なコミュニケーションが重要
50%超の保護者が、習い事教室・学習塾・小学校等への顔認証見守りサービスの導入を希望
本実証事業でニーズが明らかになった、小学生年代の習い事教室・学習塾、小学校に顔認証見守りサービスを普及拡大することで、子どもを安心して育てられる社会の実現に貢献していきます。
「手ぶらで自由に、安心安全に暮らせる街」の実現に向けて
今回実証を実施した見守りサービスの更なる進化、予約サービスの提供による施設利用促進・業務効率化への貢献、顔認証決済・ポイントサービスによる、回転率向上・周遊促進など、今後も目指す世界の実現に向け、亀岡市との共創を推進して参ります。
【アンケート調査概要】
- 調査対象①:サンガスタジアム内の教室に通う子どもの保護者
- 調査期間:2023年2月15日~22日
- 回答者数:7名
- 調査対象②:亀岡市職員
- 調査期間:2023年2月20日~21日
- 回答者数:22名
- 調査対象③:京都府在住の中学生以下の子どものいる一般市民
(アイブリッジ社モニター調査「Freeasy」を利用)- 調査期間:2023年2月17日~18日
- 回答者数:129名
顔認証プラットフォーム「FreeiD (フリード)」について
「FreeiD」は鍵や財布・スマホを持たずに、手ぶらでリアルな世界でのあらゆる行動(「入退」「本人確認」「決済」)を繋ぐ顔認証プラットフォームです。
これまでの顔認証サービスは、ユーザーアプリや管理システムがそれぞれで異なり、利用場所ごとに顔の登録が必要でした。FreeiDは多種多様な “顔認証エンジン”と連携することが可能であり、1度の顔登録で様々な顔認証サービスを利用*することができます(特許第 6839313号ほか)。
現在FreeiDでは、マンション・オフィス・テーマパーク・保育園・ゴルフ場等へ「入退」「本人確認」の顔認証サービスを提供しています。今後、「入退」「本人確認」の利用シーン拡大(工事現場・ホテル・イベント等)、店舗・自動販売機等へ「決済」のサービス提供を予定しています。
* お客さまご自身で、ご利用したい場所・サービスを選択 (オプトイン)頂けます。
- 「FreeiD」サービスサイト:https://freeid.dxyz.co.jp/
- FreeiD導入ご希望の問い合わせ
FreeiD導入のお問い合わせはこちらから承っております。
・FreeiDお問合せページ:https://freeid.dxyz.co.jp/contact/
- 会社概要
会社名 | DXYZ (ディクシーズ) 株式会社 |
代表者 | 取締役社長 木村 晋太郎 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階 |
設立 | 2020年8月 |
事業内容 | 顔認証プラットフォーム事業 |
企業URL | https://dxyz.co.jp/ |
- 本件に関するお問い合わせ先
DXYZ株式会社 広報担当
Tel : 03-4477-6589
Mail : pr@dxyz.co.jp